1万人に聞いた“本当の退職理由”の実態

エン・ジャパンは「本当の退職理由」というテーマでアンケートを実施し、結果を発表しました。調査対象は、求人サイト「エン転職」のユーザー1万432人。調査期間は、8月29日~9月27日です。
 

会社に伝えた退職理由は? 約4割は「本当の退職理由を伝えなかった」

退職報告する際、会社に伝えた退職理由は?(複数回答可)

退職経験が「ある」と回答した人は84%となり、会社に伝えた退職理由は「新しい職種にチャレンジするため」(30%)が最多でした。次いで「別の業界にチャレンジしたいため」(18%)と続きます。一方で、約4割が「本当の退職理由を伝えなかった」と回答しました。
 

 本当の退職理由は「人間関係が悪い」がトップに

会社に伝えなかった「本当の退職理由」は?(複数回答可)

会社に伝えなかった本当の退職理由は、「職場の人間関係が悪い」(35%)が最多でした。続いて「給与が低い」(34%)、「会社の将来性に不安を感じた」(28%)となります。

年代別に見ると、20代はほかの年代よりも「仕事内容が合わない」や「残業・休日出勤が多かった」と回答する人が多い結果となりました。
 

本当の退職理由を伝えなかった理由は「円満退社したかったから」

会社に「本当の退職理由」を伝えなかった理由は?(複数回答可)

会社に「本当の退職理由」を伝えなかった理由は「円満退社したかったから」(43%)がトップに。次いで、「話しても理解してもらえないと思ったから」(36%)と続きます。

「円満退社したかった」と回答した人からは、「退社したい意志は変わらず、退社日まで穏やかに円満に過ごしたかったから」(33歳女性)などのコメントが寄せられていました。

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